初めに
今回は、買い物の際に私が実践している「2倍ルール」について、書いていきます。これは、「JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則」という本で提唱されている考え方です。この考えを知ってから、私は単に買い物に対して慎重になるだけではなく、必要だと自分が考える買い物も罪悪感や後悔を感じずにできるようになりました。
本題
まず最初に結論から書くと
「贅沢な買い物をするときは、必ずそれと同額の投資(あるいは寄付)をする」
となります。これを私は、例えば以下のように、実生活へと適用します。
(少し長いですが、最後までお付き合いいただけるとありがたいです)
・ケース1:日常生活を送るうえで必要な消耗品(例えば食器用洗剤など)を買う場合
・度を越して高価なものを買ったりあまりにも大量に買ったりするのでなければ、2倍ルールの適用はしません。なぜならそれは「明らかに必要な物」であり「必要な量」だけ買うものだからです。
・ケース2:日常生活を送るうえで(必ずしも)必要ではないもの(例えばゲーム機など)を買う場合
・まず最初に、それがそもそも必要な買い物であるかをよく吟味します。必要だとはあまり思えないがそれでもどうしてもほしい、という場合には、2倍ルールを適用します。例えば3,000円の中古ソフトを買う場合には、あとで投資信託を3,000円分スポット購入する、といった感じです
・考え抜いた末に、自分にはそれがやっぱり必要だと思った場合は、それが「(著しく)高価なものか」を考えます。そうでないなら、2倍ルールの適用はしません。ケース1で例に挙げた3,000円の中古ソフト程度なら、本当に自分にとって必要なものだと判断すれば、そのまま購入して終わりです。ただし、しばらくしてからやっぱりいらなかったと思うようになれば、その時は2倍ルールを適用してもいいですし、適用しない代わりに、同種の買い物に対して今後はより慎重になるように反省してもいいのです。
・「(著しく)高価なもの」だと判断すれば、本当に必要なものであっても、2倍ルールを適用するという流れになります。例えば20年前の、生産数が極めて少ない高価な同人ゲームの設定資料集を買う場合、もしそれの値段が10万円するのであれば、どんな理由があっても2倍ルールを適用するべきだと(私は)思います。自分も将来は同人ゲームを作りたくて(あるいは制作に参加したくて)、イラストという面で特に貢献をしたい。そのためにはその10万円する設定資料集が絶対に必要だ。この資料集で自分のイラスト製作に新たな知見を加えるぞ、といった場合でも、です。
最後に
2倍ルールを適用するかしないかの基準は、2つあるということです。
1つは、本当に必要な物かどうか
もう1つは、高価なものかどうか
この2つと、自分の中での基準/感覚とを組み合わせて、2倍ルールをその買い物に適用するかどうか、あるいは、そもそもその買い物を本当に実行するのかどうか、決める、という流れになります。
最後までお読みいただきありがとうございます。