自分の金銭的な状況について

初めに

今回の記事では、自分の金銭的な状況について、少し詳しく書いていきます。

私はこれまでの記事で、自給自足的な、なるべくお金に依存しない暮らしを理想として掲げてきました。

とはいえそのような生活を手に入れるのにも、お金はかかります。

それに、そのような理想の生活を手に入れるには、色々とあきらめなければならないことがそれなりに出てくるものだと思います。

「贅沢な」暮らしはできないし、欲を抑えていかなければならないのです。

理想の生活の一例

2つか3つくらい前の投稿でも少しだけ触れましたが、まずは以下リンクの記事をご覧ください。

https://toyokeizai.net/articles/-/322146

この記事で取り上げられた男性はなんと!月8,000円で暮らしています!

この記事も、私が田舎での自給自足的な生活にあこがれるようになったきっかけの1つです。

しかし、このような「低収入でも豊かな暮らし」を送るためには、色々な物事をあきらめる(手放す)必要があるのです。

固定費を徹底的に削減するために、車は売却、状態のよくない古民家を住居として使用するために購入、夏以外は冷蔵庫を使わない、…など。

とはいえ物事の多くをあきらめて(足るを知る)、お金をかけずに暮らしていける仕組みを一度構築さえしてしまえば、その後は充実した人生が待っています。

それに見方を変えれば、「まずは時間を優先する」あるいは「自分を優先する」ということでもあるのです。

例えば漫画家になりたいとして、会社員生活をしながら漫画を描く練習をするのか、それともある程度のお金を貯めたら仕事を早々に辞めてパートタイム労働で生活費を稼ぎながら増えた時間でより漫画を描く練習をするのか、ということです。

(漫画家になるめどがついてから仕事を辞めるのか、仕事を辞めてから漫画家を目指すのか、ということ)

とにかく今の仕事が嫌で、なるべく早く辞めたい私は、後者を取ることにしたのです。

実際は

とはいえ、さすがに今の私では、月に10,000円以下で暮らしていけるとはなかなか思えません。

この記事の男性(以下、「Aさん」)は、私が目指そうとしているよりも多くのことをあきらめているからです。

私は、前回の副業に関する記事でも書きましたが、デジタルイラストを将来の収入源とするために準備をしております。

とはいえプロとして何十万円も何百万円も月に稼ごうとは思ってはいないので、比較的気軽に書ける、iPad ProかタブレットPCにしようと考えています。

すると複数の電子機器を充電するためにそれだけ電気代がかかりますし、ネット回線を引けばそれだけ通信費もかかってしまいます。

つまり固定費が増えるということです。

それに対してAさんは、スマートフォンを一台持っているだけです。

そもそもAさんは、(少なくともこの記事の時点では)働いてはいません。

お金が足りなくなりそうなら、その時に最低限だけ働けばいいか、というスタンスです。

なので、「お金を稼ぐためにお金をかける」必要がないのです。

であれば当然、その分だけ生活費は減ります。

長年の会社員生活でそれなりの貯蓄もあることでしょう。

それらの結果として、生活費月8,000円という暮らしが可能になっているのだと思います。

私の場合は

では私の場合はどうでしょうか。

現在の総資産は150万円程度(うち投資信託および上場投資信託の保有額が12万円程度、+3,000円程度の含み益)です。

できれば1000万円程度は貯めてから辞めたいところですが、そこまで私のメンタルは持たないと思うので、500万円に到達するころには辞めたいと考えています。

その場合、物件(土地+家屋)を手に入れるのにかけられるお金は、多くても200万円程度だと思います。引っ越し費用は10万円以内には抑えたいので、自家用車で運べない大きさや量の荷物は、今のうちに処分するという流れになるでしょう。

200万円以下の物件は、探せばいくらでもあります。自分の求めるものが多くなければ、ですが。

それから私の稼ぎについてです。現在は手取り15万円から16万円です。家賃は会社が支払ってくれているので、タダです。光ガス水代も、3つあわせて大体10,000円程度です(ガス代が5,000円程度、残り2つはそれぞれ2,500円ほど)。通信費は8,000円くらいです(スマートフォン月3,000円程度、Wi-Fi月5,000円程度)。ガソリン代は、職場が近く、通勤以外にはほとんど使わないので、月に3,000円程度です。車の保険は、月に6,000円程度です。

後は食費と余分な出費(不要不急の娯楽費)、この2つをどれだけ抑えられるかで、毎月の貯金額が変わってきます。

特に食費は重要です。やすやすと考えもなしに削れるものではないとはいえ、工夫と我慢次第で、かなり抑えることが可能な領域です。

しかし、仕事で疲れて帰ってきた私にとっては、本格的な自炊をしたり、その後片付けをしたりする気力はほとんど残っていません。ご飯は炊きますが、おかずはカット済みのサラダや総菜などを購入して、小分けにして食べています。

冷蔵庫がいっぱいになるのを防ぐために、買い置きは多くても数日分程度にしています。

節約は大事ですが、私には極端な節約よりも、時短を重視するものの方が、性に合っているのです。

食事の内容にはあまりこだわりすぎない。買い物に時間をかけすぎない、それに伴い不要となった調理器具などは処分する。

今はこれらのことを心がけています。

自分にとってストレスの少ない方法を確立することが、長続きするコツだと思います。

最後に

今回は、自分の置かれた金銭的な状況について書きました。

また、仕事を辞めるまでにためておきたい金額についても少し触れました。

自分の経済状況について改めて把握するいい機会になりました。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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